週刊模型戦車道19週目。フィンランド人に謝りなさい



三突です。
好きな戦車ですがずいぶんと遅くなりました。
というのも箱を開けて、ランナーがやたらと大量にあって、10個以上で、しかも部品が小さい。
何というか、「でっかい箱があって、だいたい戦車の形をしている」物に、「戦車の右装甲」みたいな物を付けていって、とりあえず10個くらいのデカいパーツで、戦車っぽい形になって、そっから小さい部品を積み重ねていくようなタミヤのと違って、
私が作ったDRAGON製のは、なんか細かい部品の集合体で、見た目が辛い。ランナー見ただけで、心が折れそうになって後回しにしていました。履帯も部品ばらばらのやつだし……。
で、GWで時間がとれるということで、ようやく挑戦。
想像通り、かなり手間取りました。


たぶん、構造上、どこのメーカーも似た感じになるのだろうけど、突撃砲は内部まで作るのが多いみたい。
砲がそのまま車体の中に伸びていて、すぐ隣に椅子があって、その横に砲弾入れとか通信機とかがあるような感じで、中身まで作るやつ。
これも中身まで作りました。




砲撃するときにくるくる回しているやつとか、外を見るために覗く双眼鏡(潜水艦の潜望鏡みたいなやつ)とか、椅子とか、作りました。
中身だから見えなくなるから作らなくても良いかなと思いつつも、砲と一体化しているので、作らざるを得ないし、椅子がくっついている背面の壁(エンジン部との仕切り)に、車体の上部分を接着する構造だったりするので、省略は出来ないっぽい。
というわけで、左衛門佐が座ったり回したり覗いたりするものは全部作った感じです。あとエルヴィンの座る椅子も作りました。



車体の左上部から伸びているやつ(向かって右。名前ど忘れした)は、車体の中にある砲にくっついている物から伸びています。
胴体、車体、砲の組み合わせが知恵の輪みたいになっていて組み立てるのもけっこう大変だったかも。
そういえば、車内で、おりょうカエサルの所は何も無かった……。説明書に指示も、部品もなかった。


説明書といえば、このキット。
書いてあるとおりに作ると、完成しない。
ランナーAが複数ある(よくある2セット分入っているやつにくわえて、異なる部品のランナーなのにAになっているやつまである)トラップは回避できたけど、
部品の記号と数値が間違っているのもある。
間違った部品の組み立て指示もあった。接着したあと、どう考えても胴体に穴が開いてしまい、かといって、そこを埋めるような部品は無い。
ググってみると、型が違うとはいえ、同じ三突のプラモでやはり同じ問題に遭遇した人が居た。というわけで説明書のミスだろうと確信し、接着済みの部品をナイフをねじ込んで剥がして、それっぽい別の部品をくっつけた。手遅れ寸前でぎりぎり修正できた感じ。
というか、ドラゴンの3突はF型G型とかいろいろあるけど説明書全部間違っているのか……


アニメ仕様とは細部が異なる出来なんだけど、
余った部品を見ていたら、もうちょっとアニメ仕様に近づけられそうな気がしたんだけど、塗装が済んだ後だった。残念。


今回作ったキットでは無いけど、三突劇場版仕様が出るそうなので、それも作ってみたい。

ロリアナ(聖グロリアーナの略)練習試合の仕様で作りたいけど、塗装技術が無くて、無理そうで辛い。
ダメ元で挑戦しようかなぁ。




並べて遊んでみる。
突撃砲なだけあって結構雰囲気が似ている。



三突は車高が低いから待ち伏せに向いているって言う割には、ティーガーと並べてもそんなに変わらない。
実際の戦場では数十センチの差が生死を分けるのだろうけど、もっと平ぺったいのを想像していたから、ちょっとデカい気がしちゃいました。